小児歯科
小児歯科とは
歯が痛いのはツライものです。
「ついつい、歯医者には痛くなってから行く」という方が多いですが、定期的に歯科医院へ通い、幼いうちに正しいお口のケア方法を身につけておけば、ずっと歯の痛みを知らずに済みます。
小児歯科では、
- 永久歯にむし歯をつくらないこと
- 歯並びの良い永久歯列をつくること
- むし歯の早期発見と治療
- むし歯の予防処置と予防方法の指導
- お口の中を通じて自分の健康を自分で管理する子を育てる手助け
- もしもむし歯ができてしまったときは、楽しく治療を受け、達成感や自立心を育てること
を目標にしています。
治療に対しては、怖がりのお子さまもいれば、平気なお子さまもいます。それぞれのお子さまにあったアプローチをすることが必要で、大事なのはウソをつかないことだと思っています。
お互いに協力して目標に向かい、お子さまが笑っておおやま歯科を出られることを常に目指しています。
乳歯は大事
永久歯よりも 乳歯は、むし歯になりやすく進行が早いです。
「そのうち生え替わる歯だし、むし歯になってもいいんじゃない?」と思われがちですが、決してそんなことはありません。
- 永久歯の歯並びが悪くなる
- 片方だけで噛む、舌や唇を挟むなどの悪い癖が出やすくなる
- 発音しにくい
- 見た目のコンプレックスを持ってしまう
- 永久歯の形や色を悪くする
- 顎や全身の発育が悪くなる
などの悪影響を招くことがあります。乳歯は大事です。
治療は初期のむし歯ほど簡単に済みます。子どもたちの健康のため、放置せず早めの受診をしましょう。
小児歯科治療の流れ
STEP1 初診予約・ご来院
当院は予約優先制です。お電話 072-754-4618 にてご予約いただけると幸いです。
または、お近くにお越しの際にお立ち寄り頂ければ、予約をお取り致します。
STEP2 待合室にはキッズスペース
治療の順番を待っている間はキッズスペースで、おもちゃや絵本・DVDで遊びながらお待ちいただけます。
STEP3 検査・診察
治療ベッドに寝てみましょう。
おうちのかたが横にいることもできます。
必要に応じて視診やレントゲン撮影などの検査をします。
痛い検査はありませんのでご安心ください。
STEP4 治療説明
現在の状態や、治療方法などをご説明します。
歯科治療が初めてのお子さま、歯科に恐怖心・不安のあるお子さまは治療のトレーニングを行ないます。
STEP5 治療
説明やトレーニングが終わったら、治療です。
しっかりお口を開けていてくれたら、あっという間に終わります。
アンパンマンやドラえもんの歌が聴こえてくるかも!
STEP6 ブラッシング指導
おうちの人と一緒に歯ブラシの練習をしましょう。
衛生士のお姉さんに教えてもらおう!
STEP7 治療完了→予防へ
治療が上手に出来たら、コインをもらってガチャガチャができます。
ここからは、新しくむし歯をつくらないように予防にシフトします。
予防処置や予防指導に関して、詳細は別項に記載しております。
むし歯の予防
予防処置
シーラント(むし歯になりやすい歯の溝を埋めます。歯は削りません。※ 不必要な歯にシーラントは致しません)
フッ素塗布(高濃度のフッ素を年数回塗布)
予防指導
むし歯がどのようにしてできるか?をお話します(こちらのページもご参照ください)。
そのうえで、その年齢や歯の生え方、歯並びに応じた歯みがきの仕方や、ご家庭での低濃度フッ素の効果的な使い方を提案します。
さらに、むし歯になりにくい食べものや、間食の取り方を現在の食生活習慣にどのように取り入れるかを、おうちの方とご一緒に考えます。
定期検診
3カ月ごとの定期検診では、新たなむし歯がないかどうか、むし歯になりやすいお口の環境や歯列不正の予兆はないか、などを診査します。
磨き方の練習やフッ素塗布も行い、むし歯を予防します。
歯並び不正の予防・治療
歯列不正を起こす原因は様々です。
原因が特定できれば、それ以上の不正を起こさずに予防することも可能です。
しかし、歯並びの不正を完全に予防することが難しいのも現状です。
治療が必要となった場合は、できるだけ少ない治療介入でキレイな永久歯列を完成するのが理想です。
そのためには、早期発見・早期治療と継続した定期検診が大切です。
装置を用いた小矯正(治療例はこちら)や、矯正専門医とのチーム医療を行います。
ご予約・お問い合わせは
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